令和6年第5回定例会(第2日12月6日)


こんにちは。会派青雲のたかだみかです。
通告に従いまして、順次質問してまいります。
令和六年度重要施策の推進に掲げられている「高城総合支所複合施設整備事業」については、利用する地域住民の方々の大きな関心事の一つでもあります。特に、増築の図書館については、今や本市の顔とも言える都城市立図書館の分館ということもありまして、大変期待をしている地域住民の皆様も少なくありません。
そこで、リノベーションによる経費削減を図りながらも、良好な職場環境の確保、利用する地域住民の皆様の意見等が反映されているのかを中心に質問してまいります。
まず、現時点での進捗及び今後のスケジュールについて伺います。
以上、壇上からの質問は終わり、以後は質問席にて伺います。

それでは、たかだみか議員の質問にお答えいたします。
昭和三十三年に建築されました現高城総合支所庁舎は、施設の老朽化が進んでおり、バリアフリー等の対策も不十分であることから、施設利用者の利便性の向上を図るため、高城生涯学習センターを総合支所機能、地区公民館機能、図書館機能を集約した高城総合支所複合施設へリニューアルするものでございます。
本年度は設計委託、測量・地質調査を実施しております。令和七年度以降につきましては、図書館部分を増築し、その後、総合支所部分のリノベーション、既存庁舎の解体、外構工事を行う予定でございます。

今年度は事前調査で、来年度から本格的な建設に入るということで認識いたしました。
利用者である地域住民の皆さんにとっても、大変関心の高い事業ですので、細やかな情報発信をお願いして、次の質問に移ります。
次に、総合支所機能部分及び地区公民館機能部分について、お伺いいたします。特に、働きやすい職場環境、空間づくりの視点からお伺いいたします。
総合支所機能部分において、高城総合支所地域生活課と産業建設課の二つの課がワンフロアに入ることになっていると思いますが、事務機器等を設置しても一人当たりの適正面積が確保できているのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
現在、設計段階であるため一人当たりの面積は確定しておりませんが、労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則及び複合施設整備事業を実施済みの総合支所を参考に、面積基準を満たす設計をしているところでございます。

事務所衛生基準規則の中では、適正面積が一・四坪(四・八平方メートル)以上とされています。確かに、必要最低面積は四・八平方メートルなのですが、備品だったり、プリンターだったり、端末、そして、キャビネット等を入れていくと、職員の皆さんの動線によっても適正面積が変わってくると思うのです。最初は出来ていたとしても、後からそういうものを置くと狭くなったりというのがあると思うので、十分配慮をされて、職員の皆さんが働きやすい面積を確保していただきたいと思っています。
そこでお尋ねしますが、職員の皆さんの効率的、合理的な動線を確保できているのか、伺います。またその際、高城総合支所地域生活課及び産業建設課の職員の皆さんへのヒアリング、そして、各課での協議等はされたのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
職員の動線につきましては、総合支所内での協議や各担当からの意見聴取を随時行い、出入口や窓口配置など、職員の意見を踏まえて設計を依頼しているところでございます。

現場というか、窓口の職員の皆さんの意見も集約されているということで、引き続き十分な協議、検討をしていただきたいと思います。
今回、複合施設整備、いわゆるリノベーションでの整備事業については、山田総合支所に始まり、山之口総合支所、高城総合支所が三つ目になると思うのですけれども、先ほどの答弁の中でも実施済みの総合支所を参考にということでありましたけれども、実際、山田総合支所、山之口総合支所でのヒアリング等はされたのか、伺います。

お答えいたします。
既に複合施設整備事業を実施した山田総合支所及び山之口総合支所を訪問し、レイアウト等の確認を行うとともに、職員からの意見聴取も行っております。

これまでの事例だったり、職員の皆さんへのヒアリング意見を大いに参考にしていただきたいと思っています。
なぜ働きやすい職場環境だったり、空間づくりにこだわるかと言いますと、職員の皆さんが心身ともに良好な状態であってこそ、住民サービスの一つである接遇の向上につながると思っているからです。そもそも、既存の建物に人を合わせるわけなので、完璧に職員の皆さんにとって働きやすいとはいい難いとは思っています。不便なことが多々出てくるのは当たり前だと思っています。
例えば、窓口に行こうとしたとき、後ろの職員の椅子に当たるとか、急いで行こうとしたときに、前から来た職員と離合ができないとか、遠くにプリンターがあって、大変効率の悪いレイアウトになったりとか、そういう小さなストレスこそが住民サービスの低下につながると思っています。それは、接遇をする職員の皆さんのパフォーマンスが下がるからです。身体的にもそうですが、心身的にストレスがかかってくると、なかなか窓口に来られた市民の人たちに対して、心に余裕がないと笑顔になれないかと思いますので、ぜひ、職員の皆さんと協議をしていただいて、適正な面積、そして、働きやすい環境、空間づくりをしていただきたいと思っています。特に、職場の皆さん、窓口の皆さんとは協議、検討を重ねていただきたいと心から願っています。つい先日まで窓口にいたので、少し私の感想的なものも入っていますけれども、働く環境づくりが一番大切だと思っていますので、よろしくお願いして、次の質問に移りたいと思います。
今、高城総合支所の空き室を利用している外郭団体があると思いますけれども、そちらの外郭団体の対応についてお伺いいたします。

お答えいたします。
現在、総合支所を利用している外郭団体につきましては、各団体の業務に支障がないよう、移転等を含め調整を行ってまいります。

外郭団体の業務に支障のないように対応されるということでしたので、ぜひ、連携を図りながら、速やかに移転ができるように、前もってお話を進めていただければと思います。
次に、この事業の内容について、地域住民の皆様へ周知する予定があるか、伺います。また、あるとすれば、どのタイミングで、どのように周知されるのか、伺います。

お答えいたします。
地域住民の皆様への事業の周知につきましては、本年三月及び四月の自治公民館長会議において、自治公民館長を通じて周知を行っております。
今後も引き続き、自治公民館長や各種団体への周知はもとより、総合支所だより等による地域住民の皆様への周知を行ってまいります。

地域住民の皆さんへも行き届くような情報発信をされるということで安心いたしました。地域に関わる事業に地域住民の皆様方が関心を持って関わればこそ、「市民が主役」を目指すまちづくりの実践にもつながると思っていますので、ぜひ今後も総合支所だより等を活用していただき、地域住民の皆様をはじめ、広く言えば市民の皆様方にも細やかな情報発信をしていただくように提言いたしまして、次の質問に移ります。
これまで働きやすい職場づくり、職員の皆さん方の視線で質問させていただきましたけれども、ここからは利用者、つまり来られる市民の皆様、地域住民の皆様の視点で質問をさせていただきたいと思います。
利用者の方々、住民の皆様方の利便性及びプライバシーの保護は確保できているかという視点で質問してまいります。
窓口業務の内容は、利用者の皆様にとっては個人情報が漏えいした場合、不利益を被る情報がたくさんあふれています。また、他人に聞かれたくない相談等も日常的に窓口に来られているのが現状です。
そこで、そういったプライバシーの保護のための対策を講じているのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
利用者のプライバシー保護につきましては、大変重要であると考えておりますので、個人情報の漏えい等が発生しないよう、既に複合施設整備事業を実施した総合支所を参考にレイアウト等へ取り入れ、適切な対策を講じてまいります。

広さの関係もあるとは思いますけれども、プライバシー保護については、重々考慮していただきたいと思います。特に、秘匿性の高いもの、例えば、リモート窓口だったり、マイナンバーカードの事務処理とか、後ろを通られて暗証番号を見られるとか、そういったことにも重々気をつけていただいて、できれば個室等を設ける等、対策も念頭に入れていただきながら、レイアウト等を考えていただきたいと提言して、次の質問に移ります。
総合支所、生涯学習センター機能を有した複合施設なので、それぞれを利用する皆さんの利便性及び待合室のスペース等の確保ができているのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
それぞれの施設利用者の利便性の確保につきましては、段差の解消、スロープや手すりの設置等、バリアフリーに配慮した対策を講じてまいります。
また、待合スペース等の確保につきましても、それぞれの施設利用者に配慮した対策を講じてまいります。

ぜひ、車椅子でのスムーズな移動だったり、高齢者の方が大変多いので、つえをついたりとか、そういった移動がスムーズにできるように、また、総合支所と地区公民館に用事がある皆様ができるだけ混在しないよう案内表示を工夫するとか、分けてスペースが取れるように配慮していただきたいと思っているところです。
体が不自由な人が来られるので、車椅子が通れるよう、スペースが広いほうがいいと思っているので、重々検討していただきたいと思っているところです。
次の質問に移ります。事業概要の中にランニングコストの低減が明記されていたと思います。
そこで質問いたします。ランニングコスト及び光熱費の節減対策をするために、例えば、専門家の意見を聞くとか、省エネ診断等を行うとか、そういった予定があるのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
本年度の設計委託において、建物のZEB化による将来の一次エネルギー消費量やコスト削減効果を検証するZEBプランニングを実施する予定でございます。
なお、ZEBとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディングの略称であり、快適な室内環境を実現しながら、省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによって使う分のエネルギーを創ることにより、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことでございます。

ZEBプランニングを導入されるということで、大変いいと思います。大きい建物なので、そういった専門性のあるところにお願いするのはいいことだと思いますが、ZEBの導入の経費については、今年度の予算の中に入っているのでしょうか。

お答えいたします。
今年度の設計委託にZEBプランニングに要する経費も含まれております。

ZEBプランニングによってアドバイスだったり、節減のための機械の導入とかを勧められた場合には、それを導入して節減対策をするという予定等はあるのでしょうか。

お答えいたします。
本年度実施するZEBプランニングの検証結果を受けて判断してまいります。

例え、初期投資がかかったとしても、数年後には元を取れるというアドバイス等をいただけるのではないかと思いますので、ぜひ、ZEBプランニングを大いに活用していただいて、そこでのアドバイスをできるだけ導入していただき、税金なので、少しでも節減、節電、節水できるように提言しまして、次は、図書館機能についての質問に移りたいと思います。高城分館の図書館機能を中心に今から質問してまいります。
高城分館の図書館機能の位置づけと意義について質問いたします。
今回、高城図書館(分館)の新築が建ちますが、この分館の役割と意義について伺います。あわせて、どのようなコンセプトを持った図書館(分館)をイメージしているのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
高城図書館は、「誰でも、いつでも、どこでも」図書館サービスを受けられるように、市立図書館から地理的に離れた市民の利便性を考慮して、分館として設置しています。また、児童書を中心に所蔵しており、子供たちが利用しやすい施設となっております。市立図書館と同様に、「誰もが気軽に楽しめる図書館」、「市民の交流を育み、豊かな文化を創造する図書館」をコンセプトとして、図書館資料の充実はもちろんのこと、おはなし会などの読み聞かせ活動の支援や上映会を行うなど、多くの方々に利用いただけるような取組を行っています。
また、市民の調査・研究支援のため、レファレンス機能の充実、生涯学習・社会教育の拠点機能を備えた図書館づくりを進めています。新築する図書館でも、このコンセプトを継承してまいります。

ありがとうございます。
高城地域だけではなく、周辺地域、広域での重要な拠点であるという認識だと思います。また、遠くて本館の市立図書館に行くのが難しい市民の皆様にとっても、本館のサテライト的な図書館であると認識しました。
現在、高城図書館は本館の指定管理者の方が企画運営をされていると思うのですが、新築の高城図書館についても引き続き現在の本館の指定管理者が行うか、お伺いいたします。あわせて、管理内容について、概要をお話しいただければと思います。

お答えいたします。
高城図書館につきましては、本館の指定管理者であるMALコンソーシアムが管理運営しており、新築する図書館についても同様でございます。
管理範囲としましては、施設の維持管理業務を除く図書館運営業務であり、蔵書の管理、図書の貸出業務、イベントなどの開催等が主な内容となっております。

先ほど答弁にありました図書館のコンセプト、イメージ等を踏まえた上で、現在の高城図書館と新築する高城図書館で、仕様等も含めて、大きく変わった点があるのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
新築する図書館の延べ床面積や書架等の家具什器の仕様につきましては、現在の図書館と同程度で計画しております。

変更がないということでしたが、第二期総合戦略にある「図書に親しむ環境の充実」の施策については、分館も入ると思うのですけれども、そういう認識でよろしいですか。
であれば、その施策の方針に「読書活動の推進はもとより、生涯学習・社会教育の拠点、さらには情報発信・まちづくりの拠点としても多様なニーズに対応できる図書館機能の整備・充実を図る。」とあります。この多様なニーズを把握するためには、事前の調査、検討が必要だと考えます。また、現在の図書館に指定管理で入っている職員の皆様方にも、どういった状況なのか聞き取りが大事だと思うし、事前にそれをしないと多様なニーズが何なのかが分からないと思うのですが、図書館を最も利用する地域住民の皆さんたち、子供も含めて、そういった多様なニーズや意見を調査する予定があるのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
高城総合支所複合施設整備事業につきましては、これまで令和六年三月及び四月に高城地区の自治公民館長会で説明させていただきましたが、高城図書館に関する御意見はございませんでした。図書館を日頃から利用されている地域住民の皆様の御意見につきましては、毎年十二月に指定管理者が実施しているアンケートにより集約できると考えております。
また、今後、中高生を含めた地域住民のワークショップを計画し、意見聴取を実施してまいります。

公民館長会で説明をされた時に、図書館への要望・希望を出してくださいと言って、なかなかそのときに出すのは難しいシチュエーションなのかとは思います。図書館について何か要望がありませんかと言っても、なかなか公民館長会の状況では言いづらいというか、調査もしていないでしょうし、なかなかなのかと思います。今の答弁にもありましたけれども、今後、中高生を含めた地域住民の皆さんとのワークショップを計画しているということなので、ぜひ、中高生が主体となって自分たちのまちの自分たちの図書館がどうすれば誇れる図書館になるのかというのを考えていただいて、それを考えていくことで、生徒たち自身のキャリア教育にもなると思いますし、新しくできる図書館を通して地域貢献だったり、愛郷心を育むことにもなると思います。さらに地域住民の皆さんたちが一緒に入ってくると、世代交流にもなりますし、地域の皆さんたちにとっても自分の地域で起こっていることに何かしら関わりを持ついい機会になると思うので、そういった一体感を持って地域が盛り上がるようなワークショップだったり、ワーキンググループを作っていただいて、ぜひ、皆さんで盛り上がる図書館(分館)の企画運営に関わっていただければと思っています。
ちなみに、今後、中高生を含めた地域住民のワークショップを計画するということで、そのまとめた結果をどこかでか発表というか、プレゼンテーションを行うのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
ワークショップで集約した結果の発表につきましては、生涯学習センターで公開プレゼンテーションの開催を計画してまいります。

とてもいい企画で、ぜひ、お願いしたいと思っています。私がやりたいくらいです。
そこでいろいろな集約した結果が出て、多様なニーズが上がってきたとき、結果次第で、仕様や延べ床面積等の変更ができるのか、お伺いいたします。

お答えいたします。
高城図書館の使い方については、近年、熱中症予防対策が課題になったことから、蓋付きの飲物の持込みを許可するなど、運営面の一部を市立図書館と同じ取扱いとしている部分もございます。また、高城図書館では、独立した自習室を設けておりませんが、館内の閲覧席で自習をすることは可能でございます。新築する図書館の延べ床面積につきましては、利用者数や蔵書数等を考慮した上で、現状と同程度とすることで設計を進めております。
したがいまして、延べ床面積の大幅な変更は難しいと考えております。今後、中高生を含めた地域住民のワークショップを計画し、そこから出た意見を集約した上で、図書館の使い方など、ソフト面に生かしてまいります。さらに、普段、高城図書館を利用されていない地域住民の方々からも御意見を広く拾い上げ、新築、移転後には、さらに多くの皆様に利用していただけるような図書館を目指してまいります。

図書館の利用状況を勘案してということなので、現状維持というところであるならば、今現在、あまり利用状況が多くないのかと推察いたします。総合戦略にも、高城図書館(分館)の利用向上を図ると明記してありました。であるならば、今、分館の利用が伸び悩んでいる要因や、どんな図書館であれば利用者が増えるのか、利用数が増えるのかを先に地域住民の皆さんや子供たちのニーズを調査、検証、せめてアンケート調査等を行っていただいて、それを協議して精査した上で、延べ床面積とかを決めるべきだったのではないかと思っています。現状を打破するためにはどういったものが必要で、どういうニーズがあるのかという調査は大変必要なことだと思っているので、事前にしてほしかったというのが私の本音というか、してほしかったと思っています。
特に、市民の方が利用する図書館は公共施設なので、できるだけ市民の皆さんとか、利用する皆さんの意見を尊重して、どういう図書館だったら行きたいなというのを調査をしていただきたかったというのが残念なところでした。
とはいえ、今からでもワークショップをすると言われましたので、高校生を中心に地域一体となった質の高いワークショップをしていただいて、多様なニーズを十分把握していただいた上で、どういう図書館が誇れる図書館になるのか、そして、中高生がそこに関わることで、今から十年、二十年、あそこの図書館のコーナーは僕が作った、私が作った、お兄さん、お姉さんとこういうことをしたというような誇れる図書館にしていただきたいと思っています。そうすることで、誇れる図書館になるための一役を担うことが本市の目指すまちの姿、「市民が主役」を実践することになるのではないかということを提言いたしまして、一般質問の全てを終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

